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「拉致」異論 停滞の中で、どこに光明を求めるのか

増補決定版

出版社名 現代書館
出版年月 2018年9月
ISBNコード 978-4-7684-5841-9
4-7684-5841-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 246P 19cm
シリーズ名 「拉致」異論

商品内容

要旨

「拉致問題は内閣の最重要課題」と言い続ける安倍内閣の元で、「拉致」問題は解決に向かって1ミリも進展していない。何故か。その解決の鍵が本書にある。

目次

第1章 日朝戦後政治精神史―拉致問題に寄せて(二〇〇三年五月)(はじめに―旧帝国と新帝国の亡霊たち
問題はどこにあるのか ほか)
第2章 あふれ出る「日本人の物語」から離れて(二〇〇二年一〇月〜二〇〇三年五月)(民族としての「朝鮮」が問題なのではない、「国家」の本質が顕わになったのだ
産経式報道の洪水と、社会運動圏の沈黙の根拠を読む ほか)
第3章 過去と現在の往還の中で捉える拉致問題(明かされていく過去の「真実」―「T・K生」の証言を読む
『「拉致」異論』以後)
第4章 停滞の中で、どこに光明を求めるのか―本書初版刊行から一五年後に(蓮池透氏との討論はいかに実現したか
「拉致問題安倍三原則」は何をもたらしているか ほか)

著者紹介

太田 昌国 (オオタ マサクニ)  
1943年、北海道釧路市に生まれる。人文書の企画・編集に携わりながら、民族問題・南北問題を軸にして、世界‐東アジア‐日本の歴史過程と現状を分析・解釈することに関心を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)