商品内容
要旨 |
第一詩集『動物哀歌』を出版し「石川啄木、宮沢賢治に続く詩人」と評されながら早逝した村上昭夫、その詩想の根源を覗かせる作品集。敗戦直後の満州の日本人独身寮で、若き主人公が「友人」として女性と同居したことで起きる仲間との軋轢、内的葛藤を描き、人間心理を追求した小説「浮情」をはじめ、遺された草稿を初めて活字化した童話・少年小説、詩劇、俳句のほか、既刊書籍未収録の詩論、エッセイ等を収録。 |
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目次 |
1章 小説(浮情) |