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三文オペラ

出版社名 共和国
出版年月 2018年10月
ISBNコード 978-4-907986-49-0
4-907986-49-1
税込価格 2,200円
頁数・縦 220P 19cm

商品内容

要旨

ロンドンの貧民街に暗躍する乞食たちを描き、“ドイツ黄金の20年代”の光と闇を切り裂いたブレヒト不朽の名作を、気鋭の演出家がキレッキレの日本語で訳しおろす。クルト・ヴァイルの名曲群がファシズム前夜の都市を照射する、痛快無比の音楽劇!東京芸術祭2018『野外劇三文オペラ』採用の最新訳。

目次

三文オペラ
解説(『三文オペラ』へのコメント(ベルトルト・ブレヒト)
世界がブレヒトに近づく(平井玄)
『三文オペラ』と二人のクルト・ヴァイル(大熊ワタル))
訳者あとがき マックヒースとは何者か(大岡淳)

著者紹介

ブレヒト,ベルトルト (ブレヒト,ベルトルト)   Brecht,Bertolt
1898年、バイエルン王国アウクスブルクに生まれ、1956年、東ベルリンに没する。近現代ドイツを代表する劇作家、詩人。第一次世界大戦に従軍後、劇作家として活動。『夜打つ太鼓』(1922)でクライスト賞。1933年、ナチス政権樹立後はデンマーク、アメリカ合衆国などに亡命、1948年、プラハを経由して東ベルリンに帰国
大岡 淳 (オオオカ ジュン)  
1970年、兵庫県に生まれる。演出家、劇作家、批評家。早稲田大学第一文学部哲学科哲学専修卒業。現在、SPAC‐静岡県舞台芸術センター文芸部スタッフ、静岡文化芸術大学非常勤講師、河合塾COSMO東京校非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)