• 本

デリダと死刑を考える

出版社名 白水社
出版年月 2018年12月
ISBNコード 978-4-560-09671-0
4-560-09671-6
税込価格 3,300円
頁数・縦 238,30P 19cm

商品内容

要旨

デリダで/とともに、死刑の是非について問う。ソクラテスからオウム真理教まで!哲学者デリダの脱構築を手がかりに、政治と宗教と権力の力学をあぶりだし、死刑について考えるためのハンドブック。

目次

第1章 ギロチンの黄昏―デリダ死刑論におけるジュネとカミュ(鵜飼哲)
第2章 ヴィクトール・ユゴーの死刑廃止論、そしてバダンテール―デリダと考える(江島泰子)
第3章 デリダの死刑論とニーチェ―有限性についての考察(梅田孝太)
第4章 定言命法の裏帳簿―カントの死刑論を読むデリダ(増田一夫)
第5章 ダイモーンを黙らせないために―デリダにおける「アリバイなき」死刑論の探求(郷原佳以)
第6章 デリダと死刑廃止運動―教祖の処刑の残虐性と異常性(石塚伸一)

おすすめコメント

ソクラテスからオウム真理教まで! 哲学者デリダによる「死刑存廃論の脱構築」をもとに、死刑制度について考えるためのハンドブック。

著者紹介

高桑 和巳 (タカクワ カズミ)  
慶應義塾大学理工学部准教授。専門はフランス・イタリア現代思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)