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バウハウスの人々 回想と告白

出版社名 みすず書房
出版年月 2018年12月
ISBNコード 978-4-622-08722-9
4-622-08722-7
税込価格 9,020円
頁数・縦 369,7P 図版32P 21cm

商品内容

要旨

マイスター(親方)、ゲゼレ(職人)、レアリング(徒弟)、それぞれのバウハウス。第一次大戦後、デザインによる社会の変革を夢見て誕生し、わずか14年間で活動を終えたこの伝説の造形学校とは、いかなる共同体だったのか。54人の当事者たちの追想がまざまざとその実際を物語る、貴重なドキュメント。

目次

バウハウス理念―新しい教育基盤のための闘争
ヴァイマール・バウハウスの重要性
あの頃のヴァイマール
一通の手紙から
私のヴァイマール短期滞在
ヴァイマール・バウハウスの思い出
バウハウスでのマスダスナン
ヴァイマール州立バウハウスの理念と形態とその時代
いかにしてバウハウスへたどりついたか
ヴァイマールの隣の家で〔ほか〕

著者紹介

ノイマン,エッカート (ノイマン,エッカート)   Neumann,Eckhard
1933年ケーニヒスベルク生まれ。グラフィックデザイナー、デザイン史家。マンハイム応用科学大学コミュニケーション・デザイン教授。1953年からベルリンの広告専門学校でデザインを学んだ後、1956‐57年にウルム造形大学の基礎課程を修了する。1957‐71年、フランクフルト・アム・マインのスイス・エア・ドイツ支局の広告責任者を務める。1965‐67年、ウルム造形大学でコミュニケーションの歴史を講じる。1973‐75年、ブラウンAGでコミュニケーション・デザイン部門の責任者を務め、1975‐85年には、ドイツ・デザイン協議会のデザイン促進部門の責任者を務める。2006年3月24日、フランクフルト・アム・マインにて死去
向井 周太郎 (ムカイ シュウタロウ)  
1932年東京都生まれ。デザイナー、デザイン教育者。武蔵野美術大学名誉教授。基礎デザイン学会会長。1955年、早稲田大学商学部卒業。同大学院在学中にJETROのデザイン留学制度でドイツ・ウルム造形大学の基礎課程(1956‐57年)を修了。帰国後、通産省産業工芸試験所意匠部研究生、豊口デザイン研究所所員(インダストリアル及びインテリア・デザインに従事)を経て、ウルム造形大学(1963‐64年)及びハノーファー大学(1964‐65年)のインダストリアル。デザイン研究所のフェロー。1967年、武蔵野美術大学に基礎デザイン学科を設立
相沢 千加子 (アイサワ チカコ)  
山形県生まれ。立教大学大学院文学研究科(ドイツ文学専攻)博士課程単位取得退学。1992年から二年間、ドイツ学術交流会(DAAD)の奨学生として、ドイツ・フランクフルト大学、およびベルリン自由大学に留学。帰国後、帝京科学大学非常勤講師などを経て、貿易会社に勤務
山下 仁 (ヤマシタ ヒトシ)  
1960年神奈川県生まれ。大阪大学大学院言語文化研究科教授。1983年、立教大学文学部卒業。同大学院文学研究科(ドイツ文学専攻)在学中にドイツ学術交流会(DAAD)の奨学生として二年間、ドイツ・デュースブルク大学文学部に留学。1990年に帰国後、1992年より大阪大学言語文化部専任講師を務め、2013年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)