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貿易商人王列伝 会社が世界を支配した時代:1600〜1900年

出版社名 悠書館
出版年月 2019年1月
ISBNコード 978-4-86582-031-7
4-86582-031-0
税込価格 3,300円
頁数・縦 346,20P 20cm

商品内容

要旨

オランダならびにイングランドの東西インド会社に代表される貿易独占企業は、ヨーロッパが世界を制覇するうえで立役者となった。政治権力のみならず軍事力をも保持した特異な企業の礎を築いた、尋常ならざる人物たちの強烈な生きざま。

目次

序 英雄的交易の時代
第1章 同僚中の首席―ヤン・ピーテルスゾーン・クーンとオランダ東インド会社
第2章 分裂した忠誠心―ピーテル・ストイフェサントとオランダ西インド会社
第3章 会社間の争い―サー・ロバート・クライヴとイングランド東インド会社
第4章 アラスカの領主―アレクサンドル・アンドレーエヴィチ・バラノフと露米会社
第5章 ビーヴァーの帝国―サー・ジョージ・シンプソンとハドソン湾会社
第6章 ダイヤモンドと欺瞞―セシル・ジョン・ローズとイギリス南アフリカ会社
エピローグ 会社が世界を支配した時代
年表・英雄的交易の時代

おすすめコメント

オランダならびにイングランドの東西インド会社に代表される貿易独占企業は、ヨーロッパが世界を制覇するうえで立役者となった。政治権力のみならず軍事力をも保持した特異な企業の礎を築いた、尋常ならざる人物たちの強烈な生きざま。<その商才、鋼の意志と傲岸な自信、自分の人生の他のあらゆる資産を犠牲にしても、会社が儲かることにのみ身をささげる底知れぬ献身>(p.272)<英雄的交易の時代の貿易王たちは、犯罪容疑者リストにのったような伝説的な商人=冒険家で、三百年間、広範にわたる交易企業を、世界のかなりの部分に拡大したが

著者紹介

ボウン,スティーヴン・R. (ボウン,スティーヴンR.)   Bown,Stephen R.
カナダのオタワに生まれ、アルバータ大学に学び、マルチメディア関連の職についたあと、フリーランスの作家となる。これまで多数の雑誌に寄稿するほか、著書多数
荒木 正純 (アラキ マサズミ)  
1946年生まれ。東京教育大学大学院博士課程中退。静岡大学、筑波大学、白百合女子大学をへて、現在、筑波大学名誉教授
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