• 本

永田祐三の直観力

建築家とは 1

出版社名 建築ジャーナル
出版年月 2019年2月
ISBNコード 978-4-86035-111-3
4-86035-111-8
税込価格 2,640円
頁数・縦 89P 21cm

商品内容

要旨

わざと弦に触れて音を濁らす。澄んだ色に一滴墨を落とす。メキシコのピラミツドや古代遺跡、ベルベル人の土の家。いいと思ったら自分のものにしたい。つくってみたい。そんな病は建て主に伝染し、見たこともないけれど、昔からあったような建築が出来ていく。あくまでも自由にかつ確信をもって。そんな建築を実現する永田祐三の直観力。

目次

第1章 原風景と学生時代(小学生で住宅模型をつくる 家族で音楽に親しむ
壮大なスケールの卒業設計 ゼミは設備設計)
第2章 竹中工務店時代(竹中工務店に入社 深江竹友寮に暮らす
初めて担当した「鷹岡ビル」 SDRに所属 ほか)
第3章 永田・北野建築研究所 永田建築研究所(自邸 そして、独立
竹中時代のアルバイト クライアント巽悟朗との出会い ほか)
第4章 永田祐三の直観力(力感を失う現代建築 「さわり」の表現
理論で考えない 直感的建築手法)
エッセイ(無極
守らなければならない街 ほか)

著者紹介

永田 祐三 (ナガタ ユウゾウ)  
1941年、大阪府生まれ。1965年、京都工芸繊維大学工芸学部建築工芸学科卒業、竹中工務店に入社。竹中工務店在籍中の1975年から1年間SOMサンフランシスコ事務所に勤務。1985年、北野俊二と永田・北野建築研究所を設立。2007年、永田建築研究所設立。社屋、学校、ホテル、遊興施設、住宅と幅広く設計を手掛けている。理論ではない、直観的手法により自由で自然な建築を実現する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)