• 本

ハバナ零年

世界浪曼派

出版社名 共和国
出版年月 2019年2月
ISBNコード 978-4-907986-53-7
4-907986-53-X
税込価格 2,970円
頁数・縦 277P 19cm

商品内容

要旨

1993年、深刻な経済危機下のキューバ。数学教師のジュリアは、ハバナで初めて電話が発明されたことを証明する、イタリア人発明家・メウッチの重要な自筆文書の存在を知る。その文書をめぐって、作家、ジャーナリスト、そして元恋人までが虚々実々の駆け引きと恋を展開するが…。キューバ出身の新鋭作家が、数学とミステリーの要素を巧みに織り込んで挑んだ代表作。2012年カルベ・ド・ラ・カリブ賞受賞作。

著者紹介

スアレス,カルラ (スアレス,カルラ)   Su´arez,Karla
1969年、ハバナに生まれる。ハバナ工科大学卒業。小説家、電子工学者。1998年以降、ローマ、パリと移り住み、現在リスボン在住。長篇小説に、『沈黙』(1995、レングア・デ・トラポ賞受賞)などがある。『ハバナ零年』(2012)で、カルベ・ド・ラ・カリブ文学賞、およびフランス語圏島嶼文学賞を受賞
久野 量一 (クノ リョウイチ)  
1967年、東京に生まれる。東京外国語大学地域文化研究科博士後期課程単位取得満期退学。現在は、東京外国語大学准教授。専攻は、ラテンアメリカ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)