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ほろ酔いの村 超過密社会の不平等と平等

出版社名 京都大学学術出版会
出版年月 2019年3月
ISBNコード 978-4-8140-0194-1
4-8140-0194-0
税込価格 3,080円
頁数・縦 248P 21cm

商品内容

要旨

主食はビール!エチオピアの山上の村、人類学者が出会ったのはほろ酔いで勤勉で、とってもケチな人々―。貧富の差が生まれる近代社会以前の姿をとどめる、コンソ民族誌の集大成。

目次

第1章 山の上に住む、ほろ酔いの人びと
第2章 畑の中の墓標
第3章 不毛の大地を耕し段々畑を作る
第4章 屋根の上の土器
第5章 土器と市場の生態学
第6章 土器と織物の村―分業は不平等社会への橋渡しとなるか

著者紹介

篠原 徹 (シノハラ トオル)  
1945年中国長春市生まれ。民俗学者。京都大学理学部植物学科、同大学文学部史学科卒業。専攻は民俗学、生態人類学。国立歴史民俗博物館教授を経て、2019年3月まで滋賀県立琵琶湖博物館館長。従来の民俗学にはなかった漁や農に生きる人々の「技能」や自然に対する知識の総体である「自然知」に目を向ける(「人と自然の関係をめぐる民俗学的研究」)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)