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犬からみた人類史

出版社名 勉誠社
出版年月 2019年5月
ISBNコード 978-4-585-23070-0
4-585-23070-X
税込価格 4,180円
頁数・縦 467,8P 21cm

商品内容

要旨

犬をめぐる刺激的な思考実験の旅!人は最も身近なパートナーである犬と、どのようにして関係を築いてきたのか?進化生物学から、文化人類学、民俗学、考古学、実際の狩猟現場…、過去から未来まで、様々な角度からとらえた犬の目線から語られる、「犬好きの、犬好きのための、犬好きの執筆陣による」全く新しい人類史!!

目次

犬革命宣言―犬から人類史をみる
第1部 犬革命(イヌはなぜ吠えるか―牧畜とイヌ
犬を使用する狩猟法(犬猟)の人類史
動物考古学からみた縄文時代のイヌ
犬の性格を遺伝子からみる
イヌとヒトをつなぐ眼
犬祖神話と動物観)
第2部 犬と人の社会史(カメルーンのバカ・ピグミーにおける犬をめぐる社会関係とトレーニング
猟犬の死をめぐる考察―宮崎県椎葉村における猟師と猟犬の接触領域に着目して
御猟場と見切り猟―猟法と犬利用の歴史的変遷
「聞く犬」の誕生―内陸アラスカにおける人と犬の百年
樺太アイヌのヌソ(犬ぞり)
忠犬ハチ公と軍犬
紀州犬における犬種の「合成」と衰退―日本犬とはなんだったのか
狩猟者から見た日本の狩猟犬事情)
第3部 犬と人の未来学(境界で吠える犬たち―人類学と小説のあいだで
葬られた犬―その心意と歴史的変遷
犬を「パートナー」とすること―ドイツにおける動物性愛者のセクシュアリティ
ブータンの街角にたむろするイヌたち
イヌとニンゲンの“共存”についての覚え書き)

著者紹介

大石 高典 (オオイシ タカノリ)  
東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター講師。専門は生態人類学、アフリカ地域研究
近藤 祉秋 (コンドウ シアキ)  
北海道大学アイヌ・先住民研究センター助教。専門は文化人類学、アラスカ先住民研究
池田 光穂 (イケダ ミツホ)  
大阪大学COデザインセンター教授・副センター長。専門は文化人類学、医療人類学、中米民族誌学、コミュニケーションデザイン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)