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リーダーの教養書

幻冬舎文庫 て−7−1

出版社名 幻冬舎
出版年月 2019年6月
ISBNコード 978-4-344-42868-3
4-344-42868-4
税込価格 638円
頁数・縦 246P 16cm

商品内容

要旨

マーク・ザッカーバーグら、米国のトップ起業家はみな、歴史、文学、科学と幅広い分野に精通している。ズバリ、日本が米国のエリートに勝てない理由は「教養の差」にあった!本書ではその差を埋めるべく、日本が誇る10の分野の教養人が知悉すべき推薦書を挙げ、ビジネスや人間関係への生かし方などを解説。知の土壌を豊かにする渾身のブックリスト。

目次

序文 日米エリートの差は教養の差だ(佐々木紀彦)
対談 なぜ教養が必要なのか?(出口治明
楠木建)
教養書120(歴史(出口治明)
経営と教養(楠木建)
経済学(大竹文雄)
リーダーシップ(岡島悦子)
日本近現代史(猪瀬直樹)
進化生物学(長谷川眞理子)
コンピュータサイエンス(中島聡)
医学(大室正志)
哲学(岡本裕一朗)
宗教(上田紀行))
おわりに 「日本3・0」の時代を生き抜くために

著者紹介

出口 治明 (デグチ ハルアキ)  
立命館アジア太平洋大学(APU)学長。ライフネット生命創業者。1948年三重県生まれ。京都大学法学部卒業後、1972年日本生命入社。企画部や財務企画部にて経営企画を担当。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2006年に退職。同年、ネットライフ企画株式会社を設立し、代表取締役社長に就任。2008年、ライフネット生命に社名変更。2012年に上場。2018年1月より現職
楠木 建 (クスノキ ケン)  
1964年生まれ。89年、一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。一橋大学商学部助教授および同イノベーション研究センター助教授などを経て、2010年より一橋ビジネススクール教授。専攻は競争戦略
大竹 文雄 (オオタケ フミオ)  
大阪大学大学院経済学研究科教授。1983年京都大学経済学部卒業。1985年大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。大阪府立大講師等を経て2001〜2018年、大阪大学社会経済学研究所教授。2013〜2015年、大阪大学理事・副学長。2018年より現職。専門は労働経済学・行動経済学。博士(経済学)。2008年日本学士院賞受賞
岡島 悦子 (オカジマ エツコ)  
三菱商事、ハーバード大学MBA(経営学修士)、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、2002年、グロービス・グループの経営人材紹介サービス会社であるグロービス・マネジメント・バンク事業立ち上げに参画し、2005年より代表取締役を務める。2007年に独立し、経営者育成を手がけるプロノバを設立。アステラス製薬(退任)、丸井グループ、セブテーニ・ホールディングス、リンクアンドモチベーション、ユーグレナ他の社外取締役も務める
猪瀬 直樹 (イノセ ナオキ)  
1946年長野県生まれ。1987年『ミカドの肖像』で第18回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。2002年6月小泉純一郎首相の下で道路公団民営化委員に就任。2007年6月石原慎太郎東京都知事の下で副知事に就任。2012年に東京都知事に就任、2013年12月辞任。現在、日本文明研究所所長、大阪府・大阪市特別顧問
長谷川 真理子 (ハセガワ マリコ)  
1952年生まれ。1986年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。イェール大学准教授、専修大学教授、早稲田大学教授を経て、現在、総合研究大学院大学学長。専門は、行動生態学
中島 聡 (ナカジマ サトシ)  
1960年北海道生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科修了後、NTTに入社。マイクロソフト日本法人を経て、1989年にマイクロソフト本社に移り、Windows95、Internet Explorer3.0/4.0、Windows98のソフトウェア・アーキテクトを担当。2000年、同社を退社し、ソフトウェア会社のUIEvolutionを設立
大室 正志 (オオムロ マサシ)  
大室産業医事務所代表。産業医科大学医学部医学科卒業。専門は産業医学実務。ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社統括産業医、医療法人社団同友会産業医室産業医を経て現職。メンタルヘルス対応、インフルエンザ対策、放射線管理など企業における健康リスク低減に従事
岡本 裕一朗 (オカモト ユウイチロウ)  
1954年福岡県生まれ。九州大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。九州大学文学部助手、玉川大学教授などを経て、玉川大学名誉教授。西洋の近現代思想を専門とするが、興味関心は幅広く、領域横断的な研究をしている
上田 紀行 (ウエダ ノリユキ)  
1958年東京都生まれ。東京大学大学院博士課程修了。文化人類学者、医学博士。東京工業大学教授。同大学リベラルアーツ研究教育院長。1986年よりスリランカで「悪魔祓い」のフィールドワークを行い、その後「癒し」の観点に早くから注目し、生きる意味を見失った現代社会への提言を続けている。日本仏教の再生に向けての運動にも取り組み、2005年にはスタンフォード大学仏教学研究所フェローとして講義を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)