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エリクソニアン催眠誘導 体験喚起のアプローチ

出版社名 金剛出版
出版年月 2019年9月
ISBNコード 978-4-7724-1719-8
4-7724-1719-2
税込価格 4,620円
頁数・縦 358,12P 19cm

商品内容

要旨

「可能性」をラッピングして最高のタイミングでクライエントに届けるために。催眠の理解を刷新する現象論的解釈により、エリクソニアン催眠の全体像がはじめてわかる。世界最高峰の催眠誘導レクチャー。圧巻のデモスクリプトを多数収録。

目次

イントロダクション
催眠を分解する(催眠とはそもそも何なのか?)
ミルトン・エリクソンと博士の名を冠した財団
系譜―ミルトン・エリクソンの功績とその後の発展
「ありよう」―変容の地理学
サルバドール・ダリ、ミルトン・エリクソンと出会う―体験的な導入
伝統的な催眠モデル
現象論から見た催眠
催眠的(体験喚起の)コミュニケーション
エリクソニアンモデルによる誘導と催眠
催眠の言語―可能性のギフトラッピングのミクロ構造
AREモデル―可能性のギフトラッピングのマクロ構造

著者紹介

ザイグ,ジェフリー・K. (ザイグ,ジェフリーK.)   Zeig,Jeffrey K.
ミルトン・H・エリクソン財団の設立者・代表であり、6年間にわたり断続的にエリクソン博士に師事。心理療法の歴史においてもっとも重要な会議の一つとされる「The Evolution of Psychotherapy Conferences」など多くのカンファレンスを主催し、アメリカ心理学会はじめ重要な学会の理事を務める。アリゾナ州フィニックス市でセラピストとして個人開業するかたわら、これまで40を超える国々でワークショップを行い、全米各地の大学や病院でも指導を行っている。20冊を超える書籍を編集・執筆し、それらの業績は14か国語に翻訳されている。また、行動科学の出版社であるZeig、Tucker & Theisen、Inc.とThe Milton H. Erickson Foundation Pressの代表も務めている
上地 明彦 (ウエチ アキヒコ)  
カナダ・ブリティッシュコロンビア大学大学院博士課程修了(Ph.D. in Linguistics)、アメリカ・ハーバード大学ライシャワー日本研究所ポストドクトラルフェローを経て、関西外国語大学外国語学部准教授(専門は、言語心理学、心身言語論)。2000年に大学にてNLP/Neuro Semanticsのゼミナールを開講開始、2003年にLAB(言語と行動の)プロファイル、2006年に電子版jobEQ(iWAM、VSQ、COMET)を日本に紹介した。並行して、生成文法、認知言語学、日本語学を駆使し、高名な心理臨床家(ミルトン・エリクソンなど)の用いる言語パターンと変容メカニズムの関係について研究。2009年、言語を通して自らの認識地図を特定可能にしたセルフナビゲーションシステム「マインドスケープ(心象風景)モデル」を構築、現在研究会を中心に展開している。日本ブリーフサイコセラピー学会理事(第5期から第7期)、日本催眠医学心理学会編集委員、心身統一合気道会指導員、日本健康太極拳協会楊名時八段錦・太極拳準師範(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)