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太陽はひとりぼっち

出版社名 小学館
出版年月 2019年10月
ISBNコード 978-4-09-386556-2
4-09-386556-6
税込価格 1,430円
頁数・縦 229P 19cm

商品内容

要旨

寂しい?太陽は、いつもひとりぼっちだ…デビュー作『さよなら、田中さん』の田中花実母娘が帰ってきた!新高校生作家となって初の新作書き下ろし。笑って笑ってホロッと泣ける本格小説・全3編。

おすすめコメント

文学界注目の高校生作家、待望の新刊!   デビュー作として異例の10万部を超える大ヒット『さよなら、田中さん』の田中母娘が帰ってきました。単なる「続編」とはせず、ひとつの新しい文芸作品として意欲的に取り組んだ一作。前作で強い印象を残した登場人物達がさらに謎とドラマ、嵐を呼ぶ!!   『太陽はひとりぼっち』花実は中学生となった。ある日、家の前に見知らぬビジネスマンがやって来る。彼は一体何者?さらに別の日にはやせた老婆が家の前に座り込んでいて……。次々登場する謎めいた人物が引き起こす大騒動。一つ一つの事件に込められた人々の思い、苦しみ、葛藤。生きることへの希望を説く「るりか節」が力強く心に響きます。  『神様ヘルプ』デビュー作『さよなら、田中さん』最終章で鮮烈な印象を残した三上信也。中学受験に全落ちし、毒親である母親から山梨県にある全寮制のカトリックスクールに送られた、彼の現在は?  『オー マイ ブラザー』花実に大きな影響を与え、数々の名言を誕生させた木戸先生の物語。オカルトに傾倒し、不思議な話ばかりしている木戸先生の人生における唯一の固執、謎が見事に解明されるラスト。全編を通してテーマとなっている太陽の光が物語に陰影を与える。  以上 全3編。

著者紹介

鈴木 るりか (スズキ ルリカ)  
2003年、東京都生まれ。小学四年、五年、六年時に三年連続で、小学館主催の『12歳の文学賞』大賞を受賞。2017年10月、14歳の誕生日に『さよなら、田中さん』でデビュー。現在、都立私立女子高校一年生在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)