• 本

オリンピックの終わりの始まり

出版社名 コモンズ
出版年月 2019年10月
ISBNコード 978-4-86187-161-0
4-86187-161-1
税込価格 1,980円
頁数・縦 230P 19cm

商品内容

要旨

商業主義とナショナリズムに翻弄されるオリンピック。不明確な理念、暗躍する政治家、無批判のメディア、IOCやJOCの堕落…あまりに多すぎる問題点を近代オリンピックに精通したベテランスポーツ・ジャーナリストが抉り出し、本来のスポーツのあり方を問う。

目次

戦争に屈服したオリンピックの理念
一九六四年東京大会と新興国競技大会
ボイコットされたモスクワ大会
マネーファーストに堕したオリンピック
断末魔のIOC
誰のため、何のための二〇二〇年東京大会
「復興オリンピック」の真の狙い
自滅に向かうJOC
これでいいのかオリンピック学習
マスメディアの翼賛的報道と招致に抗した市民
パラリンピックブームへの疑問
スポーツは誰のためのものか

著者紹介

谷口 源太郎 (タニグチ ゲンタロウ)  
1938年、鳥取市生まれ。早稲田大学中退。講談社、文藝春秋の週刊誌記者を経て、1985年からフリーランスのスポーツジャーナリスト。新聞、雑誌、テレビ・ラジオを通じて、スポーツを社会的視点から捉えた批評を手がける。1994〜95年に『東京新聞』に連載した「スポーツウォッチング」で、1994年度「ミズノ・スポーツライター賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)