新訳アテネのタイモン
角川文庫 シ6−18 Shakespeare Collection
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2019年10月 |
ISBNコード |
978-4-04-108793-0
(4-04-108793-7) |
税込価格 | 770円 |
頁数・縦 | 158P 15cm |
商品内容
要旨 |
財産を気前よく友人や家来に与えることで有名なアテネの貴族タイモン。貯えが尽きることを恐れる執事の忠告も無視し贈与を続けるが、膨れ上がった借金の返済に追われることに。「友達を試す」と他の貴族らに援助を求めるものの、手の平を返したようにそっぽを向かれ、タイモンは森へと姿をくらましてしまい…。忘恩、裏切り、破滅。普遍的なテーマを鮮烈に描く。未完の戯曲として議論を呼ぶ問題作が、瑞々しい名訳で甦る。 |
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おすすめコメント
喜劇か、それとも悲劇か!?シェイクスピア史上物議をかもしてきた問題作アテネの貴族のタイモンは、気前よく散財しすぎて破産。金が尽きるや非情になる友人らを前に、人間世界に絶望する。隠居した森の洞窟で大金を見つけ、唯一の友アルキビアデスのアテネ復讐に力を貸すが――。