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自己責任の時代 その先に構想する、支えあう福祉国家

出版社名 みすず書房
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-622-08832-5
4-622-08832-0
税込価格 3,960円
頁数・縦 229,48P 20cm

商品内容

要旨

貧困、病気、さらには紛争地に赴いた記者の行為に至るまで、あらゆることに言われるようになった自己責任。人々の直感に訴え正論のようにも響くため、根拠が曖昧なまま濫用されてきた。本書はこのような自己責任論について、社会の構築と運営という広範で現実的な目的に即して、それが何を誤り、損なっているのかを精緻な分析によって示した、おそらく初めての本である。福祉国家の本来の目的とは何だったか。自己責任論が覆い隠してきたこの原点への顧慮を喚起し、自己責任の時代から離脱するための基盤となる一冊。

目次

序―自己責任の台頭
第1章 責任の時代の起源(政治
哲学 ほか)
第2章 責任の時代の福祉国家(「矛」と「盾」に直面する
責任追随的な制度と責任緩和的な制度 ほか)
第3章 責任の否定(運か責任か
道徳的責任が運に打ち勝つ可能性 ほか)
第4章 責任に価値を認める理由(自己への責任
他者への責任 ほか)
第5章 ある肯定的な責任像(前制度的な責任
制度上の価値 ほか)
結語―自己責任の時代を越えて

著者紹介

モンク,ヤシャ (モンク,ヤシャ)   Mounk,Yascha
1982年ドイツのミュンヘン生まれ。ケンブリッジ大学のトリニティ・カレッジを卒業後、ハーヴァード大学で博士号(政治学)を取得。ハーヴァード大学公共政策学講師を経て、現在ジョンズ・ホプキンズ大学国際関係研究所准教授
那須 耕介 (ナス コウスケ)  
1967年京都府生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。専門は法哲学
栗村 亜寿香 (クリムラ アスカ)  
1987年大阪府生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科修士課程修了。現在、同研究科博士後期課程在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)