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世界文学と日本近代文学

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-13-086058-1
4-13-086058-5
税込価格 5,720円
頁数・縦 296,6P 22cm

商品内容

目次

第1部 世界文学は理論のなかに産まれる(世界文学のエピジェネティクス
漱石の(反)世界文学と(反)翻訳
運動としてのモダニズム―ニカラグアから日本へ
『坊っちゃん』の世界史―ラファエロからゴーリキーまで)
第2部 世界文学の聞こえる場所(古謡と語り―漱石の翻訳詩から小説へ
猫との会話と文学の可能態―コレットの『牝猫』と谷崎の『猫と庄造と二人のをんな』について
フランツ・カフカの「変身」と宇野浩二「夢みる部屋」というモダニストの部屋
自分のアイデンティティへ―高橋たか子『空の果てまで』とモーリヤック『テレーズ・デケルウ』)
第3部 引き継がれる世界と生命(世界文学としての三つの生命―漱石、スタイン、ジェームズ
文学の生命線―『リリカル・バラッズ』から漱石へ
世界文学の文体チューニング―手紙の中のローザ・ルクセンブルク)

著者紹介

野網 摩利子 (ノアミ マリコ)  
国文学研究資料館研究部准教授(総合研究大学院大学文化科学研究科准教授併任)。専門:日本近代文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)