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巨大ロボットの社会学 戦後日本が生んだ想像力のゆくえ

出版社名 法律文化社
出版年月 2019年11月
ISBNコード 978-4-589-04041-1
4-589-04041-7
税込価格 2,970円
頁数・縦 208P 21cm

商品内容

要旨

荒唐無稽な想像力のなかを覗き込めば、社会の“リアル”がみえる。マジンガーZ、ガンダム、エヴァンゲリオン、パトレイバー…現実離れした「巨大な人型ロボット」を生み出してきた日本のアニメ。そのアニメの世界観とアニメから現実世界への延長(ゲーム・玩具・観光)を分析することで、戦後日本の社会を鮮やかに描き出す!

目次

第1部 「巨大ロボット」とは何か(巨大ロボットの想像力
持続する巨大ロボットアニメの想像力―新作TVアニメ放送作品数の年次推移から
海外におけるロボットアニメ事情―アメリカを中心に)
第2部 「巨大ロボット」を社会学する(巨大ロボットと身体―「人型」であることの意味
巨大ロボットとジェンダー―『機動警察パトレイバー』と働く女性の未来
「組織」としての巨大ロボット―巨大な力を支えるもの
巨大ロボットと宗教―「神にも悪魔にも」
巨大ロボットと戦争―『機動戦士ガンダム』の脱/再神話化)
第3部 「巨大ロボット」と現実世界(巨大ロボットとビデオゲーム―物語世界の接合を可能にする場の構造
巨大ロボットと玩具/模型―虚構を内部化/外部化するメディア
巨大ロボットと観光―現実・情報・虚構空間をめぐる想像力と創造力)

著者紹介

池田 太臣 (イケダ タイシン)  
甲南女子大学人間科学部教授
木村 至聖 (キムラ シセイ)  
甲南女子大学人間科学部准教授
小島 伸之 (コジマ ノブユキ)  
上越教育大学人文・社会教育学系教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)