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空海 即身成仏への道

構築された仏教思想

出版社名 佼成出版社
出版年月 2019年12月
ISBNコード 978-4-333-02815-3
4-333-02815-9
税込価格 1,760円
頁数・縦 181P 19cm

商品内容

要旨

日本仏教の巨人は、いかに学び、何を問うたのか?信仰から論理へ―。言語化され有機化された仏教思想。その本質をラディカルに問い、仏教学の新たな地平を切り拓くシリーズ。

目次

第1章 波乱万丈の生涯(誕生から幼少時代へ
儒教から仏教へ
入唐から密教受法へ
帰国の途
太宰府から入京、そして高雄潅頂
高野山へ、そして万濃池
東寺、そして密教確立)
第2章 真言密教の確立(仏教始まる
飛鳥から奈良、平安へ
三教分別から二教峻別へ
即身成仏の構造)
第3章 曼荼羅世界の魅力(十住心思想
地上世界に曼荼羅を
華麗なるホトケたち)
第4章 日本文化への道(多彩なる伝説
絢爛たる文化
近代の覚醒)

おすすめコメント

難解であるが魅力的な弘法大師・空海の思想をハンディかつ詳細に解説。「即身成仏の構造」「十住心思想」「高野山金剛峯寺建立の意味」等、日本密教の本流を学ぶ上で必須の項目を網羅した基本図書。

著者紹介

平井 宥慶 (ヒライ ユウケイ)  
1943年東京生まれ。大正大学大学院文学研究科博士課程満期退学。大正大学名誉教授、真言宗豊山派・常泉院住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)