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現代スポーツ批評 スポーツの「あたりまえ」を問い直す

スポーツ学選書 番外編

出版社名 叢文社
出版年月 2020年1月
ISBNコード 978-4-7947-0805-2
4-7947-0805-X
税込価格 1,650円
頁数・縦 219P 19cm

商品内容

要旨

短距離走の「0.01秒」は誰のため?フィギュアスケートにおける「美の点数化」とは?「信じられる」審判は、人か機械か?現代スポーツの常識を疑え。

目次

序章 スポーツ批評とはなにか
第1章 競技スポーツを考える(オリンピック―世界最大の祝祭
パラリンピック―もうひとつのオリンピック
100メートル走―100分の1秒のスタディオン
フィギュアスケート―美の形
勝利至上主義―何に「勝つ」?
審判―人か機械か?あなたはどちらに「信」を置きますか?
フェアネス―誰にとってのフェアなのか?)
第2章 スポーツ文化を考える(スポーツとメディア
スポーツ基本法―スポーツによせられる多大な期待
スポーツとハイテクノロジー
スポーツ施設
スポーツと国際協力
スポーツツーリズム)
第3章 歴史・思想からスポーツを考える(ドーピング―私の身体は誰のものか?
スポーツと快楽―プログラミングの内と外
スポーツと儀礼―身体の消尽
運動会―日本の祝祭
体罰―その起源を探る
スポーツとテロリズム―なぜスポーツがテロリズムの標的になるのか
伝統スポーツ―「スポーツ」を広くとらえるために
ダンス―なぜ人は踊るのだろう?)

著者紹介

松浪 稔 (マツナミ ミノル)  
東海大学教授(体育学部スポーツ・レジャーマネジメント学科)。博士(体育科学)。早稲田大学人間科学部人間基礎科学科卒業。日本大学大学院文学研究科教育学専攻博士前期課程修了(修士(教育学))。日本体育大学大学院体育科学研究科博士後期課程単位取得退学。フィリピン国立レイテ師範大学(Leyte Normal University)講師(青年海外協力隊)、福岡女子大学助教授等を経て現職。専門はスポーツ史、スポーツ人類学、スポーツ文化論。前スポーツ史学会理事、前日本スポーツ人類学会理事
井上 邦子 (イノウエ クニコ)  
奈良教育大学准教授。博士(体育科学)。奈良教育大学大学院教育学研究科修士課程修了。日本体育大学大学院体育科学研究科博士後期課程修了。椙山女学園大学人間関係学部助手等を経て現職。専門はスポーツ文化論。スポーツ史学会理事
稲垣 正浩 (イナガキ マサヒロ)  
日本体育大学名誉教授。東京教育大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。愛知教育大学助教授、大阪大学助教授、奈良教育大学教授、日本体育大学教授を歴任。退任後、21世紀スポーツ文化研究会を創設。主幹研究員を務める。専門はスポーツ史、スポーツ文化論。元スポーツ史学会会長。2016年2月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)