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ノンフィクションにだまされるな! 百田尚樹『殉愛』上原善広『路地の子』のウソ

モナド新書 013

出版社名 にんげん出版
出版年月 2019年12月
ISBNコード 978-4-931344-50-1
4-931344-50-X
税込価格 1,078円
頁数・縦 213P 18cm

商品内容

要旨

「自分の取材には圧倒的な自信」そう語る百田被告の証言は矛盾だらけだった―。当事者が描いた被差別部落像の虚と実を探る。部落出身の父親の評伝『路地の子』―自分のふるさとを描いた著者が、マジョリティに向けたメッセージとは?『マングローブ』『トラジャ』著者・西岡研介氏との対談収録。

目次

第1部 百田尚樹『殉愛』裁判の研究(“ノンフィクション”作品『殉愛』とは
著者と版元、訴えられる
百田尚樹、法廷で迷走 ほか)
第2部 上原善広『路地の子』を読む(稀に見る酷い本
同砲によるアウティング
部落民が皇族と結婚!? ほか)
第3部 西岡研介×角岡伸彦―対談 ノンフィクションにだまされるな!(肩書きは何?
地方紙での記者修行
売れればいいのか? ほか)

著者紹介

角岡 伸彦 (カドオカ ノブヒコ)  
1963年、兵庫県生まれ。関西学院大学社会学部を卒業後、神戸新聞記者などを経てフリーライター。2011年『カニは横に歩く 自立障害者たちの半世紀』(講談社)で第33回講談社ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)