社会的処方 孤立という病を地域のつながりで治す方法
出版社名 | 学芸出版社 |
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出版年月 | 2020年2月 |
ISBNコード |
978-4-7615-2731-0
(4-7615-2731-5) |
税込価格 | 2,200円 |
頁数・縦 | 221P 19cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 日本をはじめとする高齢化が進む先進国に共通する問題である「社会的孤立」。家族やコミュニティとのつながりがほとんどなくなり、認知症やうつ病などの原因にもなっている。その解決策の一つとして注目されているのが、薬ではなく「地域における人とのつながり」を処方する「社会的処方」である。本書では、社会的処方とは何かを、すでに制度化され、社会的処方に関する全国的なネットワークが構築されているイギリスの事例などをもとに解説。そして、イギリスの仕組みを参考にしながら、日本各地で始まっている仕組みづくりの取り組みを紹介している。イギリスでは、社会的処方の対象者と地域をつなげる「リンクワーカー」という職種が活躍しているが、編著者は、相談所である「暮らしの保健室」、「社会的処方研究所」などの運営を通して、その役割を果たそうとしている。本書では、特にその取り組みについて詳しく述べる。編著者は、川崎市立井田病院かわさき総合ケアセンター腫瘍内科/緩和ケア内科医師、一般社団法人プラスケア代表理事。 |