• 本

文明史から見たトルコ革命 アタテュルクの知的形成

出版社名 みすず書房
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-622-08885-1
4-622-08885-1
税込価格 4,400円
頁数・縦 249,55P 20cm

商品内容

要旨

イスラム圏初の世俗国家を建設したアタテュルク。近代西洋の理念に則る建国という壮大な社会実験は、成功したのか?西洋と東洋の狭間から歴史を読み直す。エルドアン現大統領の政策とアタテュルクとの関係を論じた訳者解説を付す。

目次

第1章 世紀末のテッサロニキ
第2章 「武装せる国民」―あるオスマン将校の誕生
第3章 青年トルコ人の科学主義
第4章 諸戦争から世界大戦へ―英雄の登場
第5章 イスラム共産主義?―トルコ独立戦争
第6章 世俗的共和国
第7章 ナショナリズムとケマリズム
第8章 トルコと西洋

著者紹介

ハーニオール,M.シュクリュ (ハーニオール,M.シュクリュ)   Hanioglu,M.S¨ukr¨u
1955年イスタンブルに生まれる。プリンストン大学教授。トルコ歴史協会名誉会員。青年トルコ人運動を中心としたオスマン帝国近代史研究の第一人者
新井 政美 (アライ マサミ)  
1953年生まれ。東京外国語大学名誉教授、トルコ歴史協会名誉会員
柿〓 正樹 (カキザキ マサキ)  
1976年生まれ。テンプル大学ジャパンキャンパス上級准教授。2002年、中東工科大学(トルコ)政治行政学部修士課程修了。2015年、ユタ大学政治学部博士課程修了。博士(政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)