うつ病と躁病 現象学的試論 新装版
出版社名 | みすず書房 |
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出版年月 | 2020年2月 |
ISBNコード |
978-4-622-08905-6
(4-622-08905-X) |
税込価格 | 3,960円 |
頁数・縦 | 172P 19cm |
シリーズ名 | うつ病と躁病 |
商品内容
要旨 |
本書は『精神分裂病』から3年後に発表され、前著がハイデッガーの理論を基礎においた現存在分析の方法で、分裂病者の世界を分析しているのに対し、フッサールの先験的現象学にさかのぼって現象学的方法で、うつ病と躁病者の世界を把握しようとする試みである。それは「精神医学的“実存形式”の“人間学的構造”の性格づけのみでは不十分であって、その世界の特性を、その構成に基づいて研究すること」であった。1920年代以後のフッサールの現象学が、精神医学に対してもつ意義を明確に示している。 |
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目次 |
うつ病(うつ病の過去視 |