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ホメロス外典/叙事詩逸文集

西洋古典叢書 G113

出版社名 京都大学学術出版会
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-8140-0226-9
4-8140-0226-2
税込価格 4,620円
頁数・縦 452,35P 20cm

商品内容

要旨

古来かの詩人の作とされてきた『マルギテス』『ケルコペス』『エピキクリデス』『蛙と鼠の合戦』を含む「ホメロス外典」。ニーチェによる研究でも有名な『ホメロスとヘシオドスの歌競べ』ほか、偽ヘロドトスらによる各種「ホメロス伝」。加えて「叙事詩の環」に属する残存断片からテーバイ伝説圏とトロイア伝説圏、さらにはヘラクレス・テセウス関連等の「叙事詩逸文集」を訳出・紹介する。

目次

第1部 ホメロス外典(『マルギテス』
『ケルコペス』
『エピキクリデス』
『蛙と鼠の合戦』
附録『鼬と鼠の合戦』)
第2部 ホメロス伝(『ホメロスとヘシオドスの歌競べ』
偽ヘロドトス『ホメロスの出自・年代・生涯について』
偽プルタルコス『ホメロスについて1』
偽プルタルコス『ホメロスについて2』
プロクロス「ホメロスの年代・生涯・性格・作品リスト」
ミレトスのヘシュキオス「『スーダ辞典』版ホメロス伝」
「ローマ写本版ホメロス伝」
「エル・エスコリアル写本版ホメロス伝1」
「エル・エスコリアル写本版ホメロス伝2」)
第3部 叙事詩逸文集(テーバイ伝説圏
トロイア伝説圏
ヘラクレス・テセウス関連の叙事詩
系譜・旧事の叙事詩
帰属不明の断片)

著者紹介

中務 哲郎 (ナカツカサ テツオ)  
京都大学名誉教授。1947年大阪市生まれ。1975年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。京都産業大学助教授、京都大学教授を経て2010年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)