• 本

スペイン・アメリカ・キューバ・フィリピン戦争 マッキンリーと帝国への道

出版社名 彩流社
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-7791-2663-5
4-7791-2663-0
税込価格 4,180円
頁数・縦 295,58P 22cm

商品内容

要旨

1898年4月に始まったアメリカ・スペイン戦争は、スペインに対する独立運動が展開されていたキューバ、フィリピンを舞台に戦われた。スペイン軍とアメリカ軍の最初の戦闘は帝国主義戦争と民族解放戦争の歴史的交錯!遠く離れたマニラ湾での海戦だった。アメリカはキューバ解放軍、フィリピン革命軍と連携しながらスペインを追い落としたが、協力した現地の独立軍を排除して、一方的にスペインと講和条約を締結した。その後、キューバを保護国化し、フィリピンではゲリラ戦を制して植民地統治を始めたのである。

目次

第1章 スペインとの開戦(一九世紀後半のアメリカ社会
スペインとの開戦)
第2章 キューバの保護国化(スペイン軍の降伏
プエルト・リコの占領
ルート陸軍長官とキューバの保護国家)
第3章 アメリカの対フィリピン政策(ハワイ併合とその統治
フィリピンの独立革命とアメリカの関与
休戦協定からフィリピン・アメリカ戦争の勃発へ)
第4章 フィリピン・アメリカ戦争の勃発と展開(アメリカ政府とフィリピン革命政府の基本方針
フィリピン・アメリカ戦争の勃発と展開
フィリピン・アメリカ戦争の残虐性と人種主義
フィリピン・アメリカ戦争と黒人兵)
第5章 反帝国主義運動と一九〇〇年の大統領選挙(反帝国主義者連盟の結成
パリ講和条約の批准
アトキンソンと『反帝国主義者』
サミュエル・ゴンパーズの関与
シクスト・ロペスの言論活動と反帝国主義者
一九〇〇年の大統領選挙と反帝国主義勢力)