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源氏物語本文研究の可能性

研究叢書 522

出版社名 和泉書院
出版年月 2020年3月
ISBNコード 978-4-7576-0955-6
4-7576-0955-8
税込価格 8,800円
頁数・縦 259P 22cm

商品内容

要旨

2014年11月15日、中古文学会関西部会主催のシンポジウム「源氏物語 本文研究の可能性」をもとにした成果。2008年に行われた「源氏物語千年紀記念シンポジウム」による『大島本源氏物語の再検討』に続いて、多様な観点から源氏物語の本文研究の可能性を探る意欲的な論文6編を収録。源氏物語に限らず、平安文学の本文研究に関心がある研究者必携の書。

目次

「平瀬本源氏物語」巻末記事と「尾州家河内本源氏物語」―付稿、「平瀬本源氏物語」の書誌学的考察
河内本・別本から見た定家本源氏物語
大島本『源氏物語』と東海大学蔵伝明融筆『源氏物語』の比較から見えるもの
明融本源氏物語を通して覗く室町期寄合書きの一実態
『源氏物語』“巻別本”研究の可能性―石水博物館蔵「早蕨」丁子吹き装飾料紙一帖の紹介を兼ねて
源氏物語鎌倉期本文の可能性