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街場の日韓論

犀の教室Liberal Arts Lab

出版社名 晶文社
出版年月 2020年4月
ISBNコード 978-4-7949-7040-4
4-7949-7040-4
税込価格 1,870円
頁数・縦 266P 19cm

商品内容

要旨

K‐POPや韓国コスメ、文学作品の翻訳などカルチャー面での交流が活発な一方、泥沼化した政治情況につられてヘイトや嫌韓本が幅をきかせる日韓関係をめぐる言説。「戦後最悪」とも言われるターニングポイントで、もつれた関係を解きほぐす糸口をどう見つけるか?思想、歴史、安全保障、文化などの観点から、11名の執筆者が両国関係のこれからを考えるアンソロジー。「軽々には解けそうもない問題」を前にして、日韓相互理解の道を探る試み。

目次

二人の朴先生のこと
私が大学で教えている事柄の断片
歴史意識の衝突とその超克
韓国は信頼できる友好国となりえるか?
隣国を見る視点
炎上案件に手を出す者は、必ずや己の身を焦がすことになる
東アジア共同体をめぐる、ひとつの提言
韓国のことを知らない日本人とその理由
植民地支配の違法性を考える
卵はすでに温められている
見えない関係が見え始めたとき

おすすめコメント

アイゴー、困っています。 もつれた結び目を解くために、みなさんの知恵を貸してください。  荒れるネット言説、政治のねじれ、歴史修正主義…… 日韓をめぐるさまざまな事象は、「問題」ではなく「答え」である。 11人の寄稿者が考える、日韓相互理解への道すじ。   K−POPや韓国コスメ、文学作品の翻訳などカルチャー面での交流が活発な一方、 泥沼化した政治情況につられてヘイトや嫌韓本が幅をきかせる日韓関係をめぐる言説。 「戦後最悪」とも言われるターニングポイントで、もつれた関係を解きほぐす糸口をどう見つけるか? 韓国での講演や著書刊行が続いている内田樹先生を編者に、思想、歴史、安全保障、文化などの観点から、 11名の執筆者が両国関係のこれからを考えるアンソロジー。 「軽々には解けそうもない問題」を前にして、日韓相互理解の道を探る試み。