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コルシカ語

文庫クセジュ 1036

出版社名 白水社
出版年月 2020年5月
ISBNコード 978-4-560-51036-0
4-560-51036-9
税込価格 1,320円
頁数・縦 156P 18cm

商品内容

要旨

ユネスコによって「危機に瀕する言語」に指定されているコルシカ語。コルシカ語には単一の標準語が存在せず、音声、形態、語彙などにおいて、多数の方言が認められ、そのまとまりによって成り立っている。本書はその歴史、特徴、方言などを概説する。

目次

序章 言語か、方言か
第1章 イタリア・ロマンス語圏への編入―時代区分
第2章 社会言語学的側面
第3章 言語的特徴
第4章 方言区分の基礎
第5章 諸方言圏
第6章 層位化―子音弱化の現状
展望

おすすめコメント

ユネスコにより「危機に瀕する言語」に指定されているコルシカ語。地理的・歴史的影響が色濃く残るコルシカ語の特徴などを概説。

著者紹介

ダルベラ=ステファナッジ,マリ=ジョゼ (ダルベラステファナッジ,マリジョゼ)   Dalbera‐Stefanaggi,Marie‐Jos´e
1947年コルシカ島アヤッチュ市生まれ。1987年、博士論文『コルシカ語の単一性と多様性』により国家博士号を取得。1982年から2015年までコルシカ大学教授をつとめ、『コルシカ語データバンク』、『新コルシカ語言語地図』を監修した。著書多数。現在、コルシカ大学名誉教授
渡邊 淳也 (ワタナベ ジュンヤ)  
1967年大阪市生まれ。1992年筑波大学第一学群人文学類卒業。1997年筑波大学大学院文芸言語研究科退学。1997年から1999年高等社会科学研究院(EHESS)に留学。2003年筑波大学にて「博士(言語学)」を取得。玉川大学助教授、筑波大学准教授を経て、東京大学総合文化研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)