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飛行機ダイヤのしくみ

改訂版

交通ブックス 310

出版社名 交通研究協会
出版年月 2020年6月
ISBNコード 978-4-425-77792-1
4-425-77792-1
税込価格 2,200円
頁数・縦 183P 19cm
シリーズ名 飛行機ダイヤのしくみ

商品内容

要旨

空港のフライトボードを見ると、同時刻に数多くの便が飛び立つことがわかる。たとえば成田空港の午前11時0分には国際線10便前後が同時出発する。このようなことは国際線、国内線を問わず大空港ではよくある話である。しかし実際には、複数の航空機が同時に離陸できるわけがない。ではなぜ、このようなダイヤが組まれるのか?また、飛行機ダイヤと鉄道ダイヤの違いは何か?飛行時間に影響を与える要因とは?そもそもダイヤはどのように作られるのかなど、「飛行機ダイヤ」についてまとめた本邦初の一冊の随所を更新し、新章を加えた改訂版。

目次

第1章 鉄道やバスと大きく異なる飛行機ダイヤ
第2章 “運航”と“乗務”、2種類のダイヤを使い分ける
第3章 飛行機ダイヤの作り方
第4章 飛行機ダイヤを作るための約束事
第5章 飛行時間を左右するさまざまな要因
第6章 飛行機ダイヤにみる路線ごとの特徴
第7章 定時運航とエアラインランキング
付録 国内外のさまざまな時刻表

著者紹介

杉江 弘 (スギエ ヒロシ)  
航空評論家、写真家。元日本航空機長。1969年、慶應義塾大学卒業後、日本航空入社。DC‐8、ボーイング747(ジャンボジェット)、エンブラエル170の機長として国内線とほとんどの国際線に乗務。ボーイング747の飛行時間では1万4,000時間という最長の記録を保持する。総飛行時間は2万1,000時間を超える。首相フライトなど政府要請による特別便の乗務経験も多い。最近では、航空事故が発生するとテレビ局や新聞、週刊誌にて事故原因や再発防止について評論を行っている。写真家としては、これまでに多くの鉄道写真集を出版。日本エッセイストクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)