• 本

発明 アイディアをいかに育てるか 新装版

出版社名 みすず書房
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-622-08939-1
4-622-08939-4
税込価格 3,300円
頁数・縦 197,3P 20cm
シリーズ名 発明

商品内容

要旨

サイバネティックスの提唱者が、発明の歴史を魅力的に語る。アイディアはどのような環境で生まれるのか。

目次

発明の必要と発明のための条件
知的風土と発明
独創的アイディアに好都合な環境と不都合な環境
技術的風土と発明
社会的風土と発明
二十世紀初めての科学的風土
発明をめぐる現在の社会的環境―メガドル科学
発明をめぐる現在の科学的環境―メガドル科学、第二部
発明の計算できないリスクと経済環境
特許と発明:アメリカの特許制度
目標と問題

著者紹介

ウィーナー,ノーバート (ウィーナー,ノーバート)   Wiener,Norbert
1894‐1964。ポーランドに生れ、アメリカに渡ったユダヤ人の言語学者レオ・ウィーナーの長子として生れた。天才肌の父のもとで知能早熟児として出発した彼は、9歳でハイスクールに特別入学し14歳でハーヴァード大学に入学、18歳で数理論理学の論文で学位をとる。まもなくイギリスに渡りケンブリッジ大学でバートランド・ラッセルから数理哲学を学び、ついでゲッチンゲン大学にも学び、帰米して1919年マサチューセッツ工科大学講師、34年以後同大学の数学教授。30年頃から神経生理学者と共同研究に従事し、計算機械も生物における神経系も同じ構造をもつことを認め、その数学的理論としてのサイバネティックスを創始する。1948年『サイバネティックス』(邦訳、岩波書店、1958)を著わして生物学、工学、社会学等広汎な分野に関連し、著者の視野の広さと鋭さを示す
鎮目 恭夫 (シズメ ヤスオ)  
1925年東京に生れる。1947年東京大学理学部物理学科卒業。科学思想史専攻。科学評論家。2011年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)