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愛犬の日本史 柴犬はいつ狆と呼ばれなくなったか

平凡社新書 950

出版社名 平凡社
出版年月 2020年7月
ISBNコード 978-4-582-85950-8
4-582-85950-X
税込価格 1,056円
頁数・縦 302P 18cm

商品内容

要旨

時代劇の町中に、洋犬がいたら―。南蛮貿易で来日したダックスフントは、室町時代に目撃されている。唐犬や南蛮犬と呼ばれたグレイハウンドやマスチフは名将たちの憧れの的となり、百人以上が戦死する奪い合い合戦が起きるほどだった。日本人は犬をどう愛してきたか?犬はどう応えたか。歴史からふりかえる。

目次

第1章 戦国・南蛮犬合戦
第2章 誰もが欲しがる武将の南蛮犬
第3章 江戸の世に犬栄え
第4章 あれも狆これも狆たぶん狆きっと狆
第5章 生類憐みの令とは何だったのか?
第6章 薩州犬屋敷―島津家の犬外交
第7章 幕末・犬絵巻
第8章 ツンだけではなく、西郷隆盛の愛した犬たち
第9章 国交われば犬がくる―明治の愛犬家
第10章 華麗なる愛犬界―大正の犬事情
第11章 戦争を駆けた犬たち
第12章 ドッグ・トゥ・ザ・フューチャー―戦後から現代へ

おすすめコメント

「秘蔵の洋犬」をめぐる薩摩島津家の20年戦争、くしゃみで鼻から絹糸を出し、恩返しする犬の奇異な伝説、明治天皇に愛された狆など、知られざる愛犬の歴史を明かす。

著者紹介

桐野 作人 (キリノ サクジン)  
1954年、鹿児島県生まれ。歴史作家。武蔵野大学政治経済研究所客員研究員
吉門 裕 (ヨシカド ユタカ)  
歴史ライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)