遊撃とボーダー 沖縄・まつろわぬ群島の思想的地峡
ポイエーシス叢書 74
出版社名 | 未來社 |
---|---|
出版年月 | 2020年7月 |
ISBNコード |
978-4-624-93284-8
(4-624-93284-6) |
税込価格 | 3,850円 |
頁数・縦 | 321P 20cm |
商品内容
要旨 |
一九七二年の日本「復帰」以前の沖縄を出自として首都東京での一九六八年以降のニューレフトや在日沖縄人運動を独自の立場から闘い抜いた世代がその後の沖縄にもたらした思想とは何か。いま現在の沖縄のさまざまな思想的トポスを縦横に論じ、文学や映画にまで通達する思考のダイナミズムを展開する沖縄のアグレッシヴな論客が切り拓く沖縄の思考の現在。アジアともつながる地政的なポジションを駆使して、停滞するヤマトの思考の地平にゆさぶりをかける異貌の論理が挑みかかる。現代中国の思想史研究家・孫歌氏との往復書簡も収録。 |
---|---|
目次 |
1 鏡の中の北、闇の奥のトピカ(一九六八年沖縄・夏の別れ歌―川満信一と伊礼孝の分水界を巡って |