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中国革命と写真 黎明期から文革まで

出版社名 彩流社
出版年月 2020年8月
ISBNコード 978-4-7791-2700-7
4-7791-2700-9
税込価格 2,750円
頁数・縦 159P 21cm

商品内容

要旨

民衆の自覚と革命への鼓動、中国共産党の成立、満州事変から抗日・日中戦争の勝利後、内戦をへて1949年に中華人民共和国が成立した。さらに1966年から文化大革命が全土に吹きあれ、そして改革開放政策をへて現代へ。こうした激変する時代に写真家たちがいかにかかわり何を遺したか!写真60点収載!

目次

第1章 黎明期 民主独立闘争の中で目覚めていく中国写真界
第2章 発展期1 芸術から報道へと傾斜していく激動の時代
発展期2 先鋭化するナショナリズムとニュース写真
中国写真家が捉えた民衆の暮らし(一九二八〜一九三六年)
第3章 展開期 革新勢力に呼応した「国防写真」
第4章 苦難期1 革命の聖地延安を目指した映画人・写真家たち
呉印咸が撮影した延安の中国共産党軍(一九三八〜一九四三年)
苦難期2 『中国の赤い星』が世界に知らせた革命の大義
苦難期3 延安から新政府樹立まで―革命を支援した解放区の写真政策
苦難期4 吹き荒れる文革の嵐と写真家たち
第5章 開放期 聞こえはじめた自由化への胎動

著者紹介

岡井 耀毅 (オカイ テルオ)  
1933年、広島県呉市生まれ、神戸御影で育つ。早稲田大学政経学部卒業後、朝日新聞社入社。西部本社社会部、南米移動特派員。ソウル支局局長、『週刊朝日』副編集長、『アサヒカメラ』編集長を歴任。1989年に退社後はジャーナリストとして写真評論の執筆、写真集の編集などを手掛ける。日本写真家協会年度賞(2001年)、日本写真家協会学芸賞(2006年)
岡井 禮子 (オカイ レイコ)  
1933年、京都に生まれる。1956年、東京外国語大学中国語学科卒業。1956年、日本大学病院院長秘書。1983年、東京都立東高等学校勤務。中国語、英語教師。2001年、同退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)