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〈社会的なもの〉の歴史 社会学の興亡1848−2000

出版社名 東京大学出版会
出版年月 2020年9月
ISBNコード 978-4-13-050197-2
4-13-050197-6
税込価格 8,250円
頁数・縦 680,32P 22cm

商品内容

要旨

社会学思想の歴史を生き生きと描き出す、社会学史の決定版。19世紀中葉、「社会問題」「社会主義」とともに、“社会的なもの”が発見され、「社会学」が誕生した。革命、二度の世界大戦、冷戦やグローバリゼーションの激動の近現代史のなか、階級や労働や福祉、教育や文化を通して、社会学者たちは「社会的なもの」の思想を紡ぎ、現実に挑戦する。一世紀半にわたる社会学思想の物語。

目次

1 社会問題と社会学 一八四〇‐一八九〇年
2 在野からアカデミーへ 一八九〇‐一九二〇年
3 社会学の試練 一九二〇‐一九四〇年
4 “大西洋憲章の社会学”―社会と社会学の再建 一九四〇‐一九七〇年
5 社会から文化へ 一九七〇‐二〇〇〇年
6 二一世紀の社会学にむけて 二〇〇〇年‐

著者紹介

厚東 洋輔 (コウトウ ヨウスケ)  
1945年生まれ。1970年東京大学文学部卒業。1974年東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。1975年大阪大学人間科学研究科・人間科学部専任講師助教授、教授を経て、2009年関西学院大学社会学研究科・社会学部教授。現在、大阪大学名誉教授。博士(人間科学・大阪大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)