大航海時代の海域アジアと琉球 レキオスを求めて
出版社名 | 思文閣出版 |
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出版年月 | 2020年8月 |
ISBNコード |
978-4-7842-1989-6
(4-7842-1989-7) |
税込価格 | 10,450円 |
頁数・縦 | 449,161P 22cm |
商品内容
文学賞情報 |
2021年
第64回
日経・経済図書文化賞受賞 |
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要旨 |
大航海時代、海域アジアへ進出したヨーロッパの航海者や現地で勤務した商務官などがもたらす情報により、この地域に対するヨーロッパの地理情報は飛躍的に発達した。一方この時期の東南アジアは「交易の時代」を迎え、中継貿易で栄えた琉球王国も盛んに活動していた。こうしたなかでヨーロッパ人たちが探し求めた伝説的なレキオス(琉球)も現実の地理認識のなかに組み込まれていく。本書ではこれまで十分に活用されてこなかったヨーロッパの文献、地図などを縦横に用いることで、海域アジアの全体状況、ヨーロッパにおける地理認識の変化、さらに漢籍等の公式的な史資料からではとらえきれない古琉球期の琉球王国の活動を多角的に解明する。 |
目次 |
古琉球海外交流史とヨーロッパ史料 |