恋に臆病だった青年・奏は真っ正面からぶつかってくる真城の想いに向き合い、ついに二人は恋人になった。それからは、二人だけの青春をやり直すような甘酸っぱくて温かい日々。しかし、真城の母親が突然東京にやってきたことで、いつも明るい真城が抱えていた家庭事情が明らかになって……。雨がいつか上がるように、どんなことでも二人なら乗り越えられる。