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アステカとインカ 黄金帝国の滅亡

講談社学術文庫 2636

出版社名 講談社
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-06-521776-4
4-06-521776-8
税込価格 1,551円
頁数・縦 417P 15cm

商品内容

要旨

一六世紀、スペイン人によるアメリカ大陸征服史が始まる。黄金を求めたコロンブス、ピサロ、コルテス…。抵抗するモクテスマ、トパック・アマルなどインディオたち。栄華を誇った帝都と文明は、いかに滅ぼされたのか?西欧と非西欧の壮絶なる戦いの記録を「敗者の視点」から再検証し、植民地時代から現在へ続くラテンアメリカの被征服史を辿る。

目次

プロローグ 黄金の夢
コロンブスの目指したシパンゴ
冒険者バルボア
メキシコの発見
首都の攻防
対決
「悲しき夜」
英雄の敗北
太平洋と中央アメリカ
南の海の探検
カハマルカの悲劇
クスコ占領
征服者たちの争いとインカ
アラウコの国とパンパ
ムイスカの黄金
エル・ドラードとアマゾンの国
エピローグ 征服者の黄昏

出版社・メーカーコメント

黄金の亡者=征服者の夢が、新大陸にもたらした悲しき運命とは?16世紀に始まったアメリカ制圧を現代にいたる500年史として描く

著者紹介

増田 義郎 (マスダ ヨシオ)  
1928年、東京生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学名誉教授。専門は文化人類学、イベリアおよびイベロアメリカ文化史。『大航海時代叢書』(全42巻 岩波書店)の刊行を推進。主な著書に『インカ帝国探検記』ほか多数。訳書に『片隅の人生』(W.S.モーム)、講談社学術文庫『西太平洋の遠洋航海者』(B.マリノフスキ著)など。2016年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)