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みんなで育む学びのまち真室川 昔話を未来につなぐ

出版社名 瑞木書房
出版年月 2020年11月
ISBNコード 978-4-87449-191-1
4-87449-191-X
税込価格 2,200円
頁数・縦 227P 21cm

商品内容

要旨

昔話を町おこしの中核に据えた真室川は「昔話の聖地」である。昔話は古くて不要なものではなく、現代社会の課題に向き合う力を持つ。真室川の昔話に果たした野村純一・敬子夫妻の60年の定点観測・研究・活動の功績を石井正己教授が顕彰する日本口承文芸学の到達点。

目次

第1部 「令和むかし話ワールド」を実施して(講演 一〇〇歳時代の人生と口承文芸(野村敬子)
講演 真室川の民話(石井正己) ほか)
第2部 「令和むかし話ワールド」に参加して(歴史民俗資料館から(奥灘久美子)
真室川と関わって(清野知子) ほか)
第3部 真室川での活動を振り返って(はじまりは真っ白な細い一本の雪道から(佐藤保)
祖母の昔語りと野村先生(佐藤喜典) ほか)
第4部 野村純一・野村敬子ご夫妻に導かれて(野村純一先生の思い出―岩倉高等学校の教え子として―(柴田行慶)
ご近所の誼み(齊藤伸義) ほか)

著者紹介

野村 敬子 (ノムラ ケイコ)  
山形県真室川町生まれ。國學院大學で臼田甚五郎先生に師事。女性をテーマに口承文芸の実感・実証的研究
石井 正己 (イシイ マサミ)  
1958年、東京生まれ。東京学芸大学教授、一橋大学大学院連携教授、柳田國男・松岡家記念館顧問、韓国比較民俗学会顧問。日本文学・民俗学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)