医師が死を語るとき 脳外科医マーシュの自省
出版社名 | みすず書房 |
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出版年月 | 2020年12月 |
ISBNコード |
978-4-622-08966-7
(4-622-08966-1) |
税込価格 | 3,520円 |
頁数・縦 | 303P 20cm |
商品内容
要旨 |
イギリスを代表する脳神経外科医マーシュは、国民保健サービス(NHS)によって様変わりした医療現場に辟易し、勤めていた病院を去った。旧知の外科医たちを頼り、行きついた海外の医療現場―貧困が色濃く影を落とす国々の脳神経外科手術の現場でも、老外科医は数々の救われない命を目の当たりにする。私たちにとって「よき死」とはいったい何なのだろうか?それは私たちに可能なのだろうか?そして、私たちの社会はそれを可能にしているのだろうか?マーシュは実感を込めてラ・ロシュフコーの言葉を引く―「私たちは太陽も死も、直視することができない」。該博な知識から生命と人生の意味を問い、患者たちの死、そしてやがてくる自らの死に想いをめぐらせる自伝的ノンフィクション。 |
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目次 |
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