• 本

台湾、あるいは孤立無援の島の思想 民主主義とナショナリズムのディレンマを越えて

出版社名 みすず書房
出版年月 2021年1月
ISBNコード 978-4-622-08974-2
4-622-08974-2
税込価格 4,950円
頁数・縦 452P 20cm

商品内容

要旨

構造的に“賎民”であることを強いられてきた台湾。多元・民主・平等に基づくナショナリズムを梃子として孤立無援の境遇からの脱出を探る、持続的思索の集成。

目次

序 幸福な島にて
1 窮境を脱するために―歴史のヴェールをはがす
2 窮境に嵌まりこむ―帝国の狭間で
3‐1 再び、窮境を脱するために―ニーチェ的カント主義者の夢想
3‐2 再び、窮境を脱するために―社会的意志の創造
付録

著者紹介

呉 叡人 (ゴ エイジン)  
1962年、台湾桃園生まれ。台湾大学政治系卒。シカゴ大学政治学博士。現職は中央研究院台湾史研究所副研究員
駒込 武 (コマゴメ タケシ)  
東京都駒込生まれ。東京大学教育学部卒。教育学博士(東京大学)。現職は京都大学大学院教育学研究科教授。専攻は植民地教育史、台湾近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)