• 本

大群

出版社名 彩流社
出版年月 2021年2月
ISBNコード 978-4-7791-2736-6
4-7791-2736-X
税込価格 3,300円
頁数・縦 394P 19cm

商品内容

要旨

羊の大群と兵士の大群。無慈悲な戦場に送られた兵士たちと銃後を守る女や老人たちを対比して描写する画期的な構想の物語。戦場の「砲弾と砲火の大包丁の下」で右往左往する兵士たち、ヴァランソル高原で戦争の荒波に耐える住人たち。ヴェルダン近辺の熾烈な戦場にプロヴァンスから出兵した二人の青年が見たものは、そしてそこで受けた戦争の傷は?戦争を静かにそして鮮烈にプロヴァンスの視点から物語るジオノの最高傑作にして唯一の反戦小説。

著者紹介

ジオノ,ジャン (ジオノ,ジャン)   Giono,Jean
1895年‐1970年。フランスの小説家。プロヴァンス地方マノスク生まれ。16歳で銀行員として働き始める。1914年、第一次世界大戦に出征。1929年、「牧神三部作」の第一作『丘』がアンドレ・ジツドに絶賛される。作家活動に専念し、第二次大戦では反戦活動を行う。1939年と1944年に投獄される
山本 省 (ヤマモト サトル)  
1946年兵庫県生まれ。1969年京都大学文学部卒業。1977年同大学院博士課程中退。フランス文学専攻。信州大学教養部、農学部、全学教育機構を経て、信州大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)