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虐待・いじめ・不登校の交流分析 親子と教師に役立つ心理学

出版社名 岩崎学術出版社
出版年月 2021年2月
ISBNコード 978-4-7533-1175-0
4-7533-1175-9
税込価格 2,420円
頁数・縦 185P 21cm

商品内容

要旨

社会問題となって久しい、虐待、いじめ、不登校。これらはすなわち、個人間のコミュニケーションの課題である。交流分析は、親‐子ども、教師‐生徒、子ども‐子どものコミュニケーションのメカニズムを明らかにし、課題を解決するための方法を明確に教えてくれる。本書は、本邦屈指の交流分析家であり心療内科医でもある筆者が、数多くの臨床経験に基づいて、交流分析の視点から具体的な虐待・いじめ・不登校のケースを、防止から支援まで解説。交流分析の基本を学びながら、具体的な課題への応用を身に着けることができ、また、背景にある現代社会のコミュニケーションが抱える課題も知ることができる。

目次

1 今、ここで役立つ交流分析―交流分析の基本を身につける(困っている子ども・困っている親
精神の分析から交流の分析へ)
2 虐待・いじめ・不登校への対応―まず一歩から(子どもに受け継がれる親の脚本
止まない学校でのいじめ
心の傷と不登校)
3 交流の未来に向けて―交流分析の処方箋(現代社会の交流は
支援者が生き残るために
未来の交流分析へ)

著者紹介

江花 昭一 (エバナ ショウイチ)  
神奈川大学保健管理センター長、医学博士。1981年東北大学医学部卒業後、日本大学医学部心療内科に入局。横浜労災病院心療内科部長などを歴任した後、2012年より現職。桂戴作・深澤道子から交流分析の研修を受けて日本交流分析学会に入会し、2014年より理事長を務める。日本自律訓練学会副理事長、日本心療内科学会理事、日本心身医学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)