並河靖之と明治の七宝業
出版社名 | 思文閣出版 |
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出版年月 | 2021年2月 |
ISBNコード |
978-4-7842-2007-6
(4-7842-2007-0) |
税込価格 | 9,900円 |
頁数・縦 | 390,10P 図版16P 22cm |
商品内容
要旨 |
日本の七宝は一九世紀の万国博覧会で高い評価を得て世界を虜にしたが、二〇世紀に入ると七宝業そのものが衰退し、人々の記憶から失われた。そのため研究も手薄で、近代に新興産業として成長した実態はほとんど解明されていない。本書は京都の七宝家・並河靖之と並河七宝を中心に、同家に残された膨大な史資料の検討、製作環境としての庭園の存在意義、釉薬の科学分析などに基づき、同時代の尾張七宝や東京の涛川惣助七宝をも視野に入れ、近代七宝業のありようを明らかにする初めての試みである。 |
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目次 |
明治維新と日本の七宝業 |