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コミュニティ思想と社会理論

出版社名 東信堂
出版年月 2021年3月
ISBNコード 978-4-7989-1701-6
4-7989-1701-X
税込価格 2,970円
頁数・縦 208P 22cm

商品内容

要旨

時代とコミュニティの移り変わりを俯瞰し、「現在地」を捉える!近代、現代、そしてアフター・コロナの社会に向けて―。コロナ禍でコミュニケーションの遠隔化が急激に加速し、個と社会のあり方が大きな転換期にある昨今。揺れ動くコミュニティを不断に捉え直していく学術的探求は、今後も社会学に課せられた重要な責務であり続けるだろう―。近代以降、IT技術の発展や社会状況の目まぐるしい変化の中で移り変わってきたコミュニティ思想の再構築を目指し編まれた野心的一冊!

目次

総論:コミュニティを再考する―社会学思想・社会思想から
第1部 コミュニティと社会理論(社会的プラグマティズムと「探究者たちのコミュニティ」―デューイとミードからの前進
A.ギデンズにおけるコミュニティ論―自己実現のための共同体に向けて
惑星的都市化時代の空間と場所)
第2部 現実分析とコミュニティ思想(個人化社会と連帯としてのコミュニティ
共同・協同の思想と福祉コミュニティ
危機とコミュニティ
グローバル化・モビリティーズ・コミュニティ―一つの視座設定)

著者紹介

速水 聖子 (ハヤミ セイコ)  
山口大学人文学部教授。1968年生まれ。関東学院大学大学院文学研究科博士課程修了。博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)