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憲法の階梯

出版社名 有斐閣
出版年月 2021年4月
ISBNコード 978-4-641-22801-6
4-641-22801-9
税込価格 5,500円
頁数・縦 239P 22cm

商品内容

目次

第1部 梯子を昇る(モーゼス・マイモニデスの梯子―哲学と法
スピノザ国家論序説―『エチカ』から『神学・政治論』へ
マルティン・ルターの現世支配権論
「不敗の民兵」神話
国の政治のあり方を最終的に決定する力―リチャード・タック『眠れる主権者』について
主権は国民にする)
第2部 梯子を降りる(当事者対抗型刑事司法の形成について
国際紛争を解決する手段としての戦争の放棄
緊急事態序説―カール・シュミットを手掛かりとして
オバマ政権下のテロ対策
認定のルールと憲法典の間
法の支配とその限界
最高裁の役割と制度改革の展望
憲法のアイデンティティと機能)

出版社・メーカーコメント

中世から現代の学者・思想家の著作を紐解き,当時の文脈や時代背景とともに読解・評価。現代の憲法学・社会への知を獲得する。ヤコブの梯子の寓話になぞらえ,既発表11,書き下ろし3の論文を「梯子を昇る/降りる」の二部構成で編む,長谷部憲法学論集。

著者紹介

長谷部 恭男 (ハセベ ヤスオ)  
1956年広島県生まれ。1979年東京大学法学部卒業。学習院大学法学部教授、東京大学法学部教授等を経て、早稲田大学大学院法務研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)