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数の発明 私たちは数をつくり、数につくられた

出版社名 みすず書房
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-622-08964-3
4-622-08964-5
税込価格 3,740円
頁数・縦 286,33P 20cm

商品内容

要旨

数万年前の狩人が骨に残した刻み目、1+1を理解する新生児のまなざし。数を持たないピダハン族と暮らした著者が縦横に語る、数の誕生の軌跡。

目次

序 人間という種の成功
第1部 人間の営為のあらゆる側面に浸透している数というもの(現在に織り込まれている数
過去に彫りこまれている数
数をめぐる旅―今日の世界
数の言葉の外側―数を表す言い回しのいろいろ)
第2部 数のない世界(数字を持たない人々
幼い子どもにとっての数量
動物の頭にある数量)
第3部 わたしたちの暮らしを形作る数(数の発明と算術
数と文化―暮らしと象徴
変化の道具)

著者紹介

エヴェレット,ケイレブ (エヴェレット,ケイレブ)   Everett,Caleb
マイアミ大学人類学部教授、同学部長。専門は人類学・言語学。言語と非言語的な認知・文化・環境の相互作用に関心を持つ。父は『ピダハン』(屋代通子訳、みすず書房、2012年)の著者のダニエル・L・エヴェレット。幼少期に、宣教師の父とともにピダハン族の村で過ごした。『数の発明―私たちは数をつくり、数につくられた』はSmithsonian誌が選ぶ「2017年の10冊」に選ばれ、同年の米国出版社協会の学術出版賞The PROSE Awardを受賞した
屋代 通子 (ヤシロ ミチコ)  
翻訳家。自然科学系翻訳に取り組む傍ら、被暴力体験のある若者の自立支援に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)