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ラーエル・ファルンハーゲン ドイツ・ロマン派のあるユダヤ女性の伝記 新版

出版社名 みすず書房
出版年月 2021年5月
ISBNコード 978-4-622-08991-9
4-622-08991-2
税込価格 6,050円
頁数・縦 456,21P 20cm
シリーズ名 ラーエル・ファルンハーゲン

商品内容

要旨

「100年も前に死んでしまったけれど、ラーエルはわたしの本当の親友」。一人の人間の考えに考えぬいた思索の人生を追う、アーレントによる「自伝としての伝記」。

目次

ユダヤ女性そしてシュレミール 一七七一‐一七九五年
世の中へ 一七九五‐一七九九年
終わったあと・どう生きる? 一七九九‐一八〇〇年
異国への逃亡・美しい世界 一八〇〇‐一八〇一年
魔法・美・愚行 一八〇二‐一八〇四年
解答・大いなる僥倖 一八〇五‐一八〇七年
同化 一八〇七‐一八〇八年
昼と夜
路傍の乞食 一八〇八‐一八〇九年
ある友情の破綻 一八〇九‐一八一一年
市民的改善・出世の物語 一八一一‐一八一四年
賎民と成り上がり者のはざま 一八一五‐一八一九年
ユダヤ性から逃げられはしない 一八二〇‐一九三三年
ラーエルの手紙および日記より

著者紹介

アーレント,ハンナ (アーレント,ハンナ)   Arendt,Hannah
1906‐1975。ドイツのハノーファー近郊リンデンでユダヤ系の家庭に生まれる。マールブルク大学でハイデガーとブルトマンに、ハイデルベルク大学でヤスパースに、フライブルク大学でフッサールに学ぶ。1928年、ヤスパースのもとで「アウグスティヌスの愛の概念」によって学位取得。ナチ政権成立後(1933)パリに亡命し、亡命ユダヤ人救出活動に従事する。1941年、アメリカに亡命。1951年、市民権取得。その後、バークレー、シカゴ、プリンストン、コロンビア各大学の教授・客員教授などを歴任、1967年、ニュースクール・フォー・ソーシャル・リサーチの哲学教授に任命される
大島 かおり (オオシマ カオリ)  
1931‐2018。東京女子大学文学部卒業。ミヒャエル・エンデの『モモ』(岩波書店、1976)など、訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)