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暁の宇品 陸軍船舶司令官たちのヒロシマ

出版社名 講談社
出版年月 2021年7月
ISBNコード 978-4-06-524634-4
4-06-524634-2
税込価格 2,090円
頁数・縦 389P 20cm

商品内容

文学賞情報

2021年 第48回 大佛次郎賞受賞

要旨

日清戦争、上海事変、ガダルカナル、そして8・6―。日本の「海の戦争」を支えた輸送基地=宇品港の三人の司令官と、軍都・広島が背負った「宿命」。日本軍事史上の最重要問題に光を当てる傑作。

目次

第1章 「船舶の神」の手記
第2章 陸軍が船を持った
第3章 上陸戦に備えよ
第4章 七了口奇襲戦
第5章 国家の命運
第6章 不審火
第7章 「ナントカナル」の戦争計画
第8章 砂上の楼閣
第9章 船乗りたちの挽歌
第10章 輸送から特攻へ
第11章 爆心

著者紹介

堀川 惠子 (ホリカワ ケイコ)  
1969年広島県生まれ。ノンフィクション作品を次々と発表。『死刑の基準―「永山裁判」が遺したもの』(日本評論社)で第32回講談社ノンフィクション賞、『裁かれた命―死刑囚から届いた手紙』(講談社)で第10回新潮ドキュメント賞、『永山則夫―封印された鑑定記録』(岩波書店)で第4回いける本大賞、『教誨師』(講談社)で第1回城山三郎賞、『原爆供養塔―忘れられた遺骨の70年』(文藝春秋)で第47回大宅壮一ノンフィクション賞と第15回早稲田ジャーナリズム大賞、『戦禍に生きた演劇人たち―演出家・八田元夫と「桜隊」の悲劇』(講談社)で第23回AICT演劇評論賞、『狼の義―新犬養木堂伝』(林新氏と共著、KADOKAWA)で第23回司馬遼太郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)