子どもの本で平和をつくる イエラ・レップマンの目ざしたこと
出版社名 | 小学館 |
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出版年月 | 2021年7月 |
ISBNコード |
978-4-09-725123-1
(4-09-725123-6) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 1冊(ページ付なし) 22×24cm |
商品内容
要旨 |
本を見ていれば、おなかがすいているのも、わすれられるかもしれません。いろんな国のお話を読んで、想像してみたら、どんなに楽しいでしょう。イエラ・レップマンは、戦争でなにもかも失ったときに、「子どもたちに笑顔をとりもどしたい」と行動をおこした人です。子どもの本の力を信じて、子どもの本で平和をつくろうと世界に呼びかけました。この絵本は、子どもたちにとって、本が、どんなにすばらしいものかを伝えています。 |
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出版社・メーカーコメント
子どもの本を通して希望の種をまく 戦後、混乱した街中で大きな建物の前に人びとの列を見つけ、少女は、弟の手を引いて建物に入りました。すると、そこにはたくさんの本が並べてありました。そして、ステキな女性と出会います。その人こそ、イエラ・レップマンでした。イエラ・レップマンは、国際児童図書評議会(IBBY)、世界で初めての国際児童図書館(ミュンヘン国際児童図書館)を創設した人です。どのようにして、子どもの図書展をスタートしたのかを語ることで、子ども本の大切さを伝えています。巻末に、イエラ・レップマンや、図書展についての解説もあります。 【編集担当からのおすすめ情報】 子どもの本に関わる人なら、だれもが耳にしたことのあるIBBY、また、ミュンヘン国際児童図書館を創設したイエラ・レップマンの物語です。ユダヤ人であるイエラは、第二次世界大戦後、混乱したドイツに戻り、子どもたちに希望を与えることこそ大切であると痛感します。「本」の力を信じ、「本」を通して世界平和を目ざしたのです。IBBYの支部として活動しているJBBYの会長のさくまゆみこさんが翻訳しています。